50歳になったことを機に
働き方を見つめ直し、
今の仕事に出合いました。

これまで、ハウスメーカーや公益財団法人等で、建築に関わる仕事に従事してきました。50歳を迎え、親の介護もするようになったため、フルタイムの仕事は続けられないと考えて退職。自分のペースで働ける場を探しているときに、キャリアプロジェクトの新聞広告が目に留まりました。建設業界に特化しているスタッフサービスなら、これまでのキャリアを生かせるんじゃないかと思いました。さらに、週に何日かでもOKと書かれていたので、生活に合わせて柔軟に働けるのでは、と。これまではずっと正社員として働いてきて、派遣や業務委託としての仕事は未経験でしたが、前向きな思いで応募しました。
現在は、大手ゼネコンに常駐し、マンションの共用部分の中間検査や竣工検査、また建設後のアフター点検を担当しています。平均すると、週の半分は検査・点検業務のため現場に出て、残りの半分は事務所で報告書作成などのデスクワークを行っています。週5日のフルタイム勤務ですが、しっかり定休がとれること、ほぼ定時で仕事が終わることで、働き方は大きく変わりましたね。

業務内容が違っても、
建設業界であれば
キャリアは必ず生かせるはずです。

これまでの職場では、主に戸建ての住宅の設計に関わっていたので、扱う建物も仕事の内容も変わりました。検査員は、幅広い知識がなければ務まりませんし、細かく的確に判断できる目ももたなければなりません。今は、何十年も経験を積んだ先輩の補助員として見習い中の身です。
とはいえ、同じ建築分野であることには変わりありません。建築用語や基本のノウハウについては、これまでの経験が下地となり役立っていると感じています。そこがキャリアプロジェクトに入った最大のメリットでしたね。この年齢での転職で、全く異なる仕事に就く可能性がないのは大きな安心ですから。今まで建築関係で働いていた方なら、キャリアプロジェクトを上手に活用したらいいのではないかと思います。もし新しい仕事が以前と違う業務だとしても、過去の経験や知識が役に立つはずです。
一方で、この歳になっても何かしら新しいことを経験できるというのもうれしいことですよ。今は日々勉強になることばかりです。キャリアを生かしながらさらに知識を広げられる今の仕事は、とても楽しく、やりがいを感じています。